白癬菌は真菌に属する糸状菌です。消毒薬の中にはこの糸状菌に有効なものもあります。
そのため、白癬菌を消毒薬で殺菌することはできます。
しかし、治療薬としては使用しないでください。
消毒薬は細菌の細胞膜を破壊することで菌を殺すのが一般的な作用です。そして影響を与える細胞の種類は選びません。
これは、非選択的に細菌を殺してくれる(さまざまな種類の細菌を殺す)ということですが、ヒトの皮膚の細胞膜にもダメージを与えるということです。
これに対して、水虫薬に使用される抗真菌薬とは、水虫の原因となる白癬菌などの真菌に選択的に働いてくれます。
また水虫薬は皮膚への浸透性に優れており、内部の菌まで殺菌してくれますが、消毒薬は浸透性を考慮して作られていません。
消毒薬・殺菌剤は治療薬ではないということを前提に、以下に消毒薬と殺菌効果を記します。
上記のとおり、消毒薬の中には真菌を殺菌できるものがあります。しかし
などの理由から、治療はできません。皮膚にダメージを与えると、白癬菌およびそれ以外の細菌にも感染しやすくなるので逆効果です。
本ページの冒頭にも書きましたが、真菌に対して選択的に働く抗真菌薬(水虫薬)がもっとも安全で弊害がありません。また殺菌効果が24時間続くなどメリットも大きいです。
治療には水虫薬を使いましょう。
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